【ガラパゴス化】クリスマスから見る日本と世界との違い【食文化】
ちゃす、メリークリスマスたけのこです。
皆さんがクリスマスでイメージする食べ物ってどんなものがありますか?
今日は日本のクリスマスがガラパゴス化していることについて書いていきたいと思います。
1.日本におけるクリスマスに食べるものの定番とからくり
世界と比較する前にまずは、日本におけるクリスマスのド定番をとり上げていき、そのからくりを説明したいと思います。
・クリスマスケーキ
クリスマス=ケーキの構図が出来上がっているほど日本では定番の食べ物ですね。
ショートケーキが中でも定番ですが、これは、お菓子の老舗メーカーの不二家が1922年に初めて日本でクリスマスケーキを販売し、「クリスマスにはショートケーキを食べましょう!」と習慣づけるようにマーケティングを図ったんだとか。
・フライドチキン
なかなか日常生活でこの大きさのチキンを食べることはありませんよね?
このチキンが出てくると、俄然クリスマスムードが高まります。
ケンタッキーフライドチキンが日本にはじめて出店したのは1970年。
日本に住む外国人がクリスマスに「日本には七面鳥がないので、ケンタッキーフライドチキンでクリスマスを祝う」と言って来店。
そのことにヒントを得た営業担当者が『クリスマスにはケンタッキー』と広く世間にアピールし、一般的になったといわれています。
2.他国のクリスマスの定番
他国のクリスマスではどんなものを食べているかいくつか挙げていきたいと思います。
・ローストターキー(イギリス)
・ミンスパイ(イギリス)
・クリスマスプディング(イギリス)
・パスタ(フィリピン)
・冷製シーフード(オーストラリア)
・ユールシンカ(スウェーデン)
・シュトレン(オランダ)
・ラクレット(スイス)
・ブッシュドノエル(フランス)
3.まとめ
クリスマスに食べるものは、国や文化によって異なりますが、日本では食文化というよりも企業によるマーケティングの結果、ガラパゴス化が進んだことにより他国とも違う食文化へ発展してきました。
クリスマスは、他国の食文化に触れるいい機会でもあるので、上記で挙げた食べ物にチャレンジしてみてはいかがですか?